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平井小へ 平井小学校へ行きました。 2時間以上かかりました。 以前、一度いったことがあります。 今回、二度目の講師です。 授業者は、3年目の先生。 杉渕学級を何度も参観してくださっています。 さて、授業は? ※20分間の授業でした。 すばらしいの一言でした。 ・子どもたちの集中力がすごい。 ・集中力が持続する。 ・メリハリがある。 ・力がついてきている。 3年目の先生とは思えませんでした。 密度が濃かったです。 平井小は、基礎学力づくりに取り組んでいます。 2年間の成果が、十二分に出ていました。 さて、後半の授業者は私です。 第一段階をクリアしている学級なので、次の段階の指導をしました。 ※めったにないことです。 ・語尾を下げない。 ・声を支える。 ・響かせる。 ・発音 ・口形 ・イメージ ・音読の声 それ以外に ・腰掛け方 ・立ち方 ・あいさつ ・その他いろいろ 指導しました。 若手のパワーアップ 基礎学力づくりの授業が始まりました。 あまりのあるわり算100題です。 5年生の初期に、いきなりあまりのあるわり算。 ちょっと厳しいのでは… 制限時間は、5分です。 ところが… 子どもたちの鉛筆の音がいいこと、いいこと。 ※鉛筆の音でわかります。 集中力がと切れません。 すばらしいです。 この調子で、制限時間を縮めていけばオーケーです。 ただし、タイムが伸びない子が出てきます。 10題わり算でトレーニングする必要があるでしょう。 ・分析する。→苦手なところをピックアップ。 ・ピックアップしたものを練習。 このようにステップを踏んでいけば、全員3分きれるようになります。 それができたら、制限時間を2分にします。 全員が2分きれたら、全国レベルです。 ※ちなみに、杉渕学級のほとんどは、1分を切りました。 この学級の場合、 ・ロング(100題)とショート(10題)の併用 がいいでしょう。 100題わり算の次は、俳句の暗唱です。 「雀の子〜」「古池や〜」「菜の花やから」などの俳句です。 有名な句ばかりでした。 子どもたちは、すぐに覚えたようです。 先生が差し出すカードを見ずにいっていました。 声がよく出ていました。 第一段階クリアです。 ※声が出ていない、声を出さない学級の多いこと… 子どもたちが解放されていないと、この声はだせません。 いい学級づくりをしていることが、確認できました。 ただし、これから難しくなります(第二段階)。 ・一人で読むとき、声が出るか まだ、出ないでしょう。 みんなでいっしょにやるから、声が出るのです。 たった一人になったとき、声が出るか? 一人ひとり(全員) かなり難しい課題です。 声は大きいのですが、読み方は荒削りです。 まだ、「声を出している」レベルです。 表現できていません。 ・俳句のイメージ ・声、発音、発声、読み方などなど。 部首カード 初級、中級、上級の3つのわかれていました。 ところどころにギャグを入れています。 私と同じです。 ギャグを入れると、苦手な子も覚えられるのです。 そうですね。語呂合わせみたいなものです。 笑いが入ります。 メリハリがつきます。 いい感じ(いい漢字)です。 「一生県名」 班対抗リレーです。 都道府県を、順番に書いていきます。 書けない子がいる場合は、仲間が教えます。 リレーというところがみそです。 一人で都道府県全部を書くのは厳しいです(今の段階では)。 班でやれば、負担はぐっと少なくなります。 競争の要素も加わり、楽しくなります。 競争ですから、たらたらしません。 驚くほど集中します。 教室の空氣が変わりました。 ボルテージが上がりました。 若手(3年目)の先生でも、ここまでできるのです。 ぜひ、多くの人に見ていただきたいと思いました。 |