読書
    長岡文雄先生  
   



   社会科の大家です。
   奈良女子大付属小時代の実践は、すごいです。
  
   有田和正先生は、この長岡先生に学んでいます。
   「追究の鬼」という言葉は、長岡先生の言葉です。
   私は、有田先生に出逢う前に、長岡先生の本を読んでいました。
  「この人、長岡先生のまねしているじゃない」
   と思いました。
  
   ただの社会ではありません。
   子ども理解に裏打ちされた、厚みのある実践です。
   人間教育の上に社会科がのっているのです。
   ですから、惹きつけられたのだと思います。
   『考えあう授業』黎明書房
   『子どもをとらえる構え』黎明書房
   『〈この子〉を拓く学習法』黎明書房
   『授業をみがく』黎明書房
   いずれも、名著です。
   長岡先生ならではの、実践です。
  
   現在、絶版で手に入らないかもしれません。
   しかし、一度は読んでほしいです。
  
   私は、とくに『子どもをとらえる構え』がよかったです。