原理・原則の探求


 

 何かをやるとき、うまくいく場合とそうでない場合があります。
 同じことをやっても、うまくいく人とそうでない人がいます。
 この差はどこ
からくるのか。私は、ずっと考え続けています

 教師になって3年目、法則化運動に出逢いました。授業のコツ、原理・原則などを学びました。授業はすっきりしたものになり、子どもたちの力も向上。しかし、何かが違うと感じました。体の奥から「何かが違う」という声が聴こえてくるのです。

 その何かは、すぐにわかりました。“自分の教育における原理・原則ではない”ということなのです。つまり、頭、心、体をしぼって創りあげたものではない、借り物だということです。

 私は、「血と、汗と、涙を流して得たもののみが本物であると思います。

 血肉化されたものが、自分の教育における原理・原則なのです