今、何をやるべきか |
今、何をやるべきか(優先順位をつける) 今、何をやるべきか考えて修行しましょう。 そのときしかできないことがあります。 それが何かを見極めることが必要だと思います。 私の知り合いには、才能あふれる教師がたくさんいました。 しかし、「今、何をやるべきか」を見極めることができず、その才能を枯らしてしまった人が多いのです。 ちょっと力がつくと、雑誌原稿を書いたり、本を書いたりします。 全国的に有名になります。 そうすると、実力が上がったように思うらしく、ますます、執筆活動に走ります。 目的が違ってきていることに氣づかないのです。 私の場合、すべてことわりました。 そのため「変人」扱いされました。 ほされました。 ほされたおかげで、じっくり修行することができました。 地道な修行を続けました。20代は、基礎体力をつける時期と思っていたからです。 表舞台に出るのは、もっと後でいいと思いました。今は、本を読む、実践記録を書くなど、地道な努力を重ねるときだと思いました。 自分一人で、こつこつ研究を続けました。認知科学、認知心理学などの理論書を読みました。大事だと思うところはカードに写し、自分なりの考えを書きました。 追いつきたいと思う実践化の本を読みました。彼らの実践を分析し、エッセンスを抽出し自分の授業に活かそうと試みました。 実践記録を克明に書きました。 氣づくと、ものすごい差がついていたようです。失礼ながら。 ある人は、、私の学級を参観し大きなショックを受けました。 全国的に有名な人です。雑誌の常連、本も出している人です。 その人がいいました。 「子どもがここまで育っているとは…」 私自身、いわれるまで意識していませんでした。全国のすばらしい教師の授業を見てきたので、一流レベルはわかっています。それくらいにはいっている(傲慢ですね)とは思っていました。 しかし、私の目指すところははるか遠いのです。 目先のことにとらわれるか、長期的な視点に立って修行するか 要は、優先順位をつけられるかどうかですね。 いろいろな人から相談を受けます。 その人の、ターニングポイントであることが多いです。 ここで道を間違えると、伸びません。 教師歴20年… 最近は、取り上げられることが多くなってきました。 ・新聞社の取材 ・TV局の取材 ・講師依頼 などなど 勉強だと思ってやっていますが… いやなもの、やりたくないものは、すべてお断りしています。 2003年 今年は研究発表の年です。 ※2004年1月30日が発表です。 発表を活用します。 発表のための発表ではありません。 「どこまで子どもの可能性を引き出すことができたか」をこの場を借りて、発表するのです。 今年は、これに集中します。 自分の使命 自分にしかできないことを考えました。 内なる声を聴きました。 私の場合、 学校創り 架け橋になること 熱心な教師を育てること そして…日本の教育を変えること(笑) えらそー(笑) です。 これは、10年くらい前にわかりました。 わかったというより、インスピレーションですね。 感じた… いや、もっと深い… 言葉で表せない感覚です。 天命というのでしょうか。 大きな目標です。 大きすぎる目標です。 一生かかっても達成できないかもしれません。 しかし、それにむけて努力することが大切だと思っています。 |