意識操作



 
意識操作

 何かをやるとき、無意識にやるのではなく、一つひとつ明確な意識を持って行動します。自分の意識をコントロールするのが、意識操作です。
(例) 明確な課題(目的、テーマなど)を持ってやる
    各活動の意味を考える
    一歩突っ込んで考える 
    理想の姿をイメージする
    想いをこめてやる
           ↓
 体にしみこむまでやる
        
 細胞レベルまで意識をしみこませる

 
 言葉にするのは簡単ですが、実現するには時間がかかります。
 本氣で修行して10年はかかるでしょう。

 知り合いに卓球の元世界チャンピオンがいます。
 その人に聴いた話です。
「『(相手が)絶対とれない』というスマッシュでも簡単に拾われることがあります。いくら強いスマッシュでもダメなのです。死んだ球だと。私は、丹田からエネルギーを吸い上げ背骨を通して腕ラケット、球に伝えます。そして球に氣≠こめて打つんです。そうすると、生きた球になり、打ち返しにくくなるのです」
生きた球と死んだ球があるというのです。
 これは、すべてにおいて当てはまると思いました。
 魂を込めるということです。

 コンビニで買ったお弁当より、お母さんが心を込めてつくってくれたお弁当には、氣が入っていると思います。見えない栄養です。これが大事だと思います。
 子どもは、おにぎりだけでなく、お母さんの氣を食べて大きくなるのではないでしょうか。

 私は、子どもの靴をそろえています。
 その子がよくなった姿をイメージし「○○君はきっとよくなる」と思いながらやっています。
 イメージし思いをこめてやるのと、いやいややる・ただやるのとでは、あきらかな違いが出てきます。
 今何をすべきか、強烈に意識し一つひとつ確認しながらやるようにしています。
 無意識に行動できるようになったとき、大きな変化があらわれます。
 どんな変化か?
 それは、自分自身で感じるべきものだと思います。

 意識を変える

 今までの意識を変えてみましょう。
 (例)
 ちょっとの努力で大きな効果をねらう→大きな努力でちょっとの効果をねらう

 研究授業のとき入念に準備する→いつでも研究授業のつもりでやる

 「これくらいでいい」→最初の授業であり、最後の授業であると思ってやる

 子どもを見る→子どもの中にいる本当のその子を見る

 
  すべては意識
           意識がすべて 

 このようにして、一つひとつ実行していきます。
 時間がかかります。
 しかし、身についたときは、驚異的な力を発揮します。