毎日の行



 行というほど、大げさなものではありませんが…
 私が毎日行っていることを紹介します。
 
 


 朝、6時50分ころ家を出ます。   ※神津小 編
 
 学校で。
 2階の廊下を掃除します。
 トイレ掃除をします。
 その他、場所を決めて掃除をします。
 印刷室へ。紙を補給します。コピーをつけます。
 朝は、30分〜40分くらいやります。
 体が目覚めます。

 夕方、学校中を見回ります。窓の鍵をかける、掃除用具入れを整理する、靴をそろえるなど、します。
 教室掃除をします。
 子どもたちの机を拭きます。
 一人ひとりに声をかけながら。
 1時間くらいやります。

 帰るときは、職員室のゴミ捨て、鍵閉めなど。

 掃除が中心ですね。
 鍵山秀三郎さんを知ってからは、なおさらです。

 あたりまえのことですが、こんなことをしています。

 あたりまのことですが、続けるのがしんどくなるときもあります。
「かっこつけている」
「そんなことをしても無駄だ」
など、陰でいわれることがあります。
 調子が悪いときは、落ち込むこともありますね。
「どうして、そんなことをいわれるのだろう」
と。
 1年もやっていると、いわれなくなりますね。
 あの人の趣味なんだろう(笑)ということになります。

 今はありません。
 数々のことを経験しているので…
 氣になりません。

 自分がやろうと思うことを、ただただ黙ってやるだけです。

 しかし、なかなかできません。最初は。
 どうしても、
「自分はいいことをしているんだ」
「子どもの手本になっているんだ」
という意識が出ます。
 このような意識でいる限り、感化力はありません。
 徒労に終わるだけです。
 人の目を意識しての行動ですから。
 
 そのうち、どうでもよくなってきます。
 そうすると、だんだん変わってくるのです。

 手伝う子が出てきます。

 現在は、廊下の壁をきれいにしています。
 石鹸をつかっています。
 すごくきれいになります。
 クラスの子と一緒にやっています。

 知り合いのM子先生
 とてもすてきな方です。
 モットーは、3Sです。
 ※私と同じです。 
 私は、これが大好きです。

 さっと 
 すっと 
 そっと 


  さっと→スピード
  すっと→目立たないように
  そっと→やさしく,氣持ちを込めて

 すばらしいですね。

 子どもの机を拭くとき、靴をそろえるとき、氣持ちを入れています。
 腕を指を通して、自分の思いを机に、靴に入れるのです。

 まずはやってみよう

 行といっても、大げさなものではありません。
 電車に乗っているとき、ご老人に席を譲る。
 ゴミを拾う。
 このくらいでいいのだと思います。
 自分の背丈に応じて、やりましょう。
 かくいう私も、このくらいのことしかやっておりません。

 さりげなく、氣づかれず